みなさん、こんにちは！有村です。
今回は、ボリンジャーバンドのバンドウォークを用いたバイナリーオプション攻略法を解説します。
ボリンジャーバンドは逆張りのインジケーターとして有名ですが、バンドウォークの見極め方を覚えれば、順張りで一気に利益を出すことが可能です。
その見極めに重要なキーワードが、スクイーズとエクスパンションですので、しっかりと覚えておきましょう！
この記事では、以下の順番で解説致します。
- バイナリーオプションのバンドウォーク攻略法とは
- バンドウォークの見極め方！スクイーズとエクスパンションとは？
- バンドウォークを用いたバイナリーオプション攻略手法
- まとめ
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バイナリーオプションのバンドウォーク攻略法とは
今回ご紹介するバイナリーオプション攻略法は、ボリンジャーバンドでバンドウォークが発生した時にエントリーする手法です。
バンドウォークとは、上の画像のように、ローソク足がボリンジャーバンドの±2σのバンドに張り付くように推移している状態を指します。
バンドウォークが形成されている間は、上下どちらかで価格を更新し続けているトレンド状態が続きます。
このような相場の時は、トレンド方向に順張りすると勝ちやすくなります。
ボリンジャーバンドは元々順張り用のインジケーター
ボリンジャーバンドといえば、バイナリーオプションの逆張り取引によく用いられるインジケーターです。
なぜかというと、価格の約95.5％以上がボリンジャーバンドの+2σ、−2σ内に収まるという統計が出ており、ローソク足が±2σのバンドにタッチしたら反発しやすいという特徴があるからです。
しかし、ボリンジャーバンドは元々トレンドを見極めるために開発されたインジケーターです。
バンドウォークが発生している相場では、逆張りを行うことは絶対にやめてください。
この記事では、バンドウォークの見極め方や、バンドウォークが起こった後のエントリーポイントまでを詳しく解説します。
なお、ボリンジャーバンドを利用した逆張り攻略手法を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
バンドウォーク前に起こるスクイーズとエクスパンションとは
ここでは、今回の攻略法のカギとなるバンドウォークの見極め方について解説致します。
バンドウォークが起こる前、多くの場合スクイーズとエクスパンションという現象が起こります。
スクイーズとは、ボリンジャーバンドの上バンドと下バンド（＋２σと−２σ）の幅が狭まった状態です。
エクスパンションとは、トレンド相場が発生する可能性が高い時に発生する、両方のバンドが広がった状態です。
バンドウォークが発生する順番としては、
②スクイーズ発生後、バンドが広がる(エクスパンション)
③ローソク足がボリンジャーバンドに沿って推移する(バンドウォーク)
となります。
バイナリーオプションを攻略するためには、このバンドウォーク発生前の予測が攻略ポイントとなるので、しっかりと覚えておきましょう！
レンジ相場が長く続いたときのエクスパンションに注目しよう
今回ご紹介するバイナリーオプション攻略法は、トレンド発生時に連続してエントリーする手法ですので、より強いトレンド下で行うことが重要になります。
バンドウォークは、一般的にエクスパンションする前のレンジ相場が長いほど、エクスパンションしたときに強いトレンドが生まれる傾向にあります。
よって今回ご紹介する攻略法も、エクスパンションする前のレンジ相場が長い時にのみ取引を行いましょう。
レンジ相場が短いのにエクスパンションが起こる場合はダマシの可能性がありますので見送りましょう。
バンドウォークを用いたバイナリーオプション攻略手法
上記ではボリンジャーバンドのバンドウォーク、スクイーズ、エクスパンションについてご説明しました。
ここからはバンドウォークを用いた実際のバイナリーオプション攻略法の手順と、エントリーポイントについて解説します。
手順は以下の通りです。
②レンジ相場でスクイーズとエクスパンションを確認
③ローソク足の終値が２連続で±2σを超えていることを確認
④サポート・レジスタンスのブレイクを確認
⑤トレンド方向にエントリー
今回ご紹介するバンドウォーク攻略法は、よりトレンドが強い相場で行うことがポイントです。
そのため、トレンドが出やすい通貨ペアや、ボラティリティが高い通貨ペアで取引を行いましょう。
具体的には、ユーロドル、ポンド円がおすすめです。
ポンド円は一般的に値動きが激しく攻略が難しいという意見もありますが、一旦トレンドが発生すると価格が一方向に動きやすいという特徴があります。
また、ドル円も21時くらいからトレンドが形成されやすい傾向にありますので、おすすめです。
攻略手順①ボリンジャーバンドを設定する（偏差２、３の両方）
今回は２つのボリンジャーバンドを設定します。
①期間：２１、偏差２
②期間：２１、偏差３
通常、バンドウォークは偏差２のバンドに沿って推移している状態ですが、±３σを表示する理由としては、エントリーしない方がいいバンドウォークを見極めるためです。
下記の画像の黄色部分は、レンジ相場中にバンドが絞られたあと、広がりを見せてローソク足が＋２σに沿って下降していますが、トレンドとはなりませんでした。
このように、バンドウォーク中でも±2σを大きく超えた時は取引しないのが無難です。
なぜかというと、±2σを大きく超えたらその反動で逆に大きく動くことがよくあるからです。
そのためこの攻略法では、±３σのバンドを表示して大きく超えたらエントリーしないという基準を設けます。
攻略手順②レンジ相場でスクイーズとエクスパンションを確認
上の画像では、長いレンジ相場が続いた後、エクスパンションが起こり下方向へのバンドウォークが発生しています。
バンドウォークでバイナリーオプションを攻略する際、「これがバンドウォークするのか？反発するのか？」が分からなくて怖いとおもいます。
バンドウォークを見極める際は、少なくとも２連続で、ローソク足終値が±2σを超えていることを確認しましょう。
バンドウォーク攻略法のエントリーポイント
この攻略法のエントリーポイントは、サポート・レジスタンスのブレイクを確認した時です。
バンドウォークの騙しを回避するためにも、直近のサポート・レジスタンスをブレイクしていない場合はエントリーを見送りましょう。
また、ラインをブレイクしても一本目のローソク足は見送り、次の足でもバンドに沿って推移していることが確認できたら、順張りでエントリーしていきましょう。
この攻略法のエントリーポイントをまとめると、以下の通りです。
②２連続で、ローソク足終値が±2σを超えている
③ローソク足が±３σを大きく超えていない
④直近のレジスタンス・サポートラインをブレイクしている
この順張り攻略手法は、短時間で連続でエントリーできるのが強みです。
そのうち何回かは負けてしまうかもしれませんが、ここで大事なのはトータルでどうなったか？という視点です。
ですので、最も大事なことはエクスパンション、バンドウォークの見極めだということが、お分かり頂けると思います。
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ボリンジャーバンドのエクスパンションでバイナリーオプション攻略法のまとめ
いかがでしたか。今回は
- バイナリーオプションのバンドウォーク攻略法とは
- バンドウォークの見極め方！スクイーズとエクスパンションとは？
- バンドウォークを用いたバイナリーオプション攻略手法
- まとめ
について説明してきました。
今回ご紹介したエクスパンション中のバンドウォークを用いた順張り攻略手法は、短い時間で利益を大きく稼ぐことができる分、中途半端なエクスパンションで行ってしまうと一気に負け越してしまう可能性もあります。
しっかりと状況を見極めて行いましょう。
みなさんのバイナリーオプション取引の参考にしていただければ幸いです。
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