バイナリーオプションをチャートパターンで攻略

攻略法
ありむら
ありむら

皆さん、こんにちは!有村です。

今回はバイナリーオプション攻略に欠かせないチャートパターンについて解説します。

トレンド転換・継続を知らせるチャートパターンを把握することで、次にどんな動きをするか予測することができます。

この記事ではチャートパターンの基本から、バイナリーオプション攻略の基本となる重要チャートパターンを以下の順番で解説していきます。

  • チャートパターンとは?
  • チャートパターンの「反転型」と「継続型」とは?
  • 初心者が押さえておくべきチャートパターン5つ
  • 初心者おすすめ分析法!無料ツール紹介
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バイナリーオプション攻略に欠かせないチャートパターンとは?

チャートパターンとは、チャート上に現れる特定のパターンのことを言います。

バイナリーオプションのチャート分析をしている時、「この形、前にも見たことがある」と感じたことはないでしょうか?

為替相場は全く同じ値動きをすることはありませんが、同じようなチャートの型を形成することはよくあります。

このパターンを認識しておけば、同じような動きを発見した時に、その後の方向性を予測することができます。

チャートパターンは大衆心理の集合体

多くのトレーダーは、チャートパターンを意識しながら相場分析しています。

取引の際に「このパターンが現れたら次はこう動くだろう」と予想し、そうなるように売買行動を起こせば、当然相場は予想した方向に動きます。

このような大衆心理でチャートが動く例をご紹介します。

例えば一定幅で動いているレンジ相場において、ローソク足がレジスタンスラインをブレイクしたとします。

多くの人はこの時、過去にあった同様のパターンから「今後上昇トレンドが発生する」と予想します。

  • レジスタンスラインで逆張り(売り注文)していた人が、ライン付近で損切りのための買い決済をする
  • トレンド発生を予想したトレーダーが新規の買い注文をする

といったことが合わさって上昇の勢いが増し、結果的に上昇トレンドが形成されます。

有村
有村

もちろん、全ての相場がパターン通りに動くわけではありませんが、値動きを予想する際の重要な判断材料であることは間違いありません。

バイナリーオプションの勝率アップを目指すならば、主要なチャートパターンはぜひ覚えておきましょう。

チャートパターンは反転型と継続型の2種類がある

チャートパターンは反転型と継続型の2種類がある

バイナリーオプションに使えるチャートパターンは、大きく分けて

①リバーサルパターン(トレンドが反転するパターン)
②コンティニュエイションパターン(トレンドが継続するパターン)

の2種類に分けられます。

①リバーサルパターン(トレンド反転パターン)

リバーサルパターンとは、トレンド転換を示唆するチャートパターンのことを言います。

トレンド中の天井(高値圏)や底(安値圏)で現れます。

リバーサルパターンが現れた時は、それまでのトレンドが終了し逆方向のトレンドに転じるか、レンジ相場に移行する傾向にあります。

それまでトレンドに準じたエントリーをしていた方は一旦取引をやめ、相場がどのように動くか様子見しましょう。

②コンティニュエイションパターン(トレンド継続パターン)

コンティニュエイションパターンとは、トレンド継続を示唆するチャートパターンのことを言います。

トレンド発生時の中段で起こります。

一見トレンドの終了のようにも見えますが、しばらくをもみ合いを続けた後、元のトレンド方向へ進む傾向にあります。

それまで順張りをしていた方は一旦取引をやめ、トレンドが終了するか継続するかを様子見し、トレンド継続が判断できたら再び順張りをしましょう。

このように、チャートパターンを意識することで「相場の流れに合わせた最適な手法」をとることが出来ます。

バイナリーオプションで抑えておくべきチャートパターン5つ

バイナリーオプションに使えるチャートパターンは、非常に数多くの種類があります。

ここでは、特に抑えておくべき重要チャートパターンを5つご紹介いたします。

  • 三山・三川
  • 三尊・逆三尊
  • ダブルトップ・ダブルボトム
  • ペナント・フラッグ
  • 窓埋め

基本チャートパターン①三山・三川

最初にご紹介する初心者向けチャートパターンは「三山」「三川」です。

こちらは、トレンド転換型パターンにあたります。

三山

【三山とは】
上の画像のように、三つの高値(山)ができるチャートパターン。
上昇トレンド中の高値圏で三山が現れたら、下降トレンド突入のシグナルとなる。
「トリプルトップ」とも呼ばれる。
有村
有村

3回抜けなかったラインは相場の天井になる可能性が高く、その後は上昇の力が弱まる傾向があります。

3つ目の山が確認できたら、レンジ相場になるか下降トレンドに移行すると考えましょう。

この三山の逆パターンが「三川」です。

三川

【三川とは】
上の画像のように、三つの安値(谷)ができるチャートパターン。
下降トレンド中の安値圏で三川が現れたら、上昇トレンド突入のシグナルとなる。
「トリプルボトム」とも呼ばれる。
有村
有村

ここまで基本チャートパターンの三山・三川をご紹介しましたが、実際にチャート分析をしていると、綺麗に3つの山・3つの谷を描くことはあまりありません。

三山・三川と似ており、チャートによく現れやすいパターンとして「三尊(さんぞん)」「逆三尊(ぎゃくさんぞん)」があります。

次の項目でご紹介します。

基本チャートパターン②三尊・逆三尊

次にご紹介する初心者向けチャートパターンは「三尊」「逆三尊」です。

こちらもトレンド転換型パターンにあたります。

【三尊とは】
上の画像のように、三つの高値(山)のうち、真ん中が一番高いチャートパターン。
三山と同じく上昇トレンド中の高値圏で現れたら、下降トレンド突入のシグナルとなる。
ヘッド&ショルダーとも呼ばれる。

この三尊の逆パターンが「逆三尊」です。

逆三尊

【逆三尊とは】
上の画像のように、三つの安値(谷)のうち、真ん中が一番低いチャートパターン。
三川と同じく下降トレンド中の安値圏で現れたら、上昇トレンド突入のシグナルとなる。
有村
有村

三山・三川・三尊・逆三尊は、「酒田五法」の中の1種です。

酒田五法とはいくつかのチャートパターンをまとめたもので、江戸時代から伝わる歴史のある分析法です。

バイナリーオプションのローソク足分析の基礎にもなりますので、知らない方は以下の記事も併せてご覧ください。

基本チャートパターン③ダブルトップ・ダブルボトム

次にご紹介する初心者向けチャートパターンは「ダブルトップ」「ダブルボトム」です。

こちらもトレンド転換型パターンにあたります。

ダブルトップ

【ダブルトップとは】
上の画像のように、2つの高値(山)ができるチャートパターン。
上昇トレンド中の高値圏で現れたら、下降トレンド突入のシグナルとなる。

【ダブルボトムとは】
上の画像のように、2つの安値(谷)ができるチャートパターン。
下降トレンド中の安値圏で現れたら、上昇トレンド突入のシグナルとなる。

ダブルトップ・ダブルボトムは、先ほど紹介したトリプルトップ・トリプルボトムと似ていますが、山(谷)が2つであることが特徴です。

また、トリプルトップ・トリプルボトムよりも、ネックライン(安値または高値のポイントを通るライン)で反発することも多いです。

ダブルトップ・ダブルボトムがネックラインで反発した場合は、

  • トリプルトップ・トリプルボトムの形を形成してトレンド反転する
  • トレンドの勢いが復活する
  • そのままレンジ相場へと移行する

というパターンがあります。

有村
有村

いずれにせよ中途半端な状態なので、ダブルトップ・ダブルボトムのパターンが出たときは、バイナリーオプションの取引をするのは様子見したほうがいいでしょう。

基本チャートパターン④ペナント・フラッグ

次にご紹介する初心者向けチャートパターンは「ペナント」「フラッグ」です。

こちらはトレンド継続型パターンにあたります。

【ペナントとは】
上の画像のように、三角形の形をしたチャートパターンです。
トレンド中に高値がだんだん切り下がり、安値がだんだん切り上がると言う特徴があります。
三角保ち合いやトライアングルとも呼ばれます。

【フラッグとは】
その名の通り、旗の形をしたチャートパターンです。
上昇トレンドの場合は高値と安値が一定幅で切り下がり、下降トレンドの場合は高値と安値が一定幅で切り上がります。

フラッグやペナントの判断は、トレンドラインを引くことで確認できます。

下の画像のように、高値同士を結んだレジスタンスラインと、安値同士を結んだサポートラインが平行線になったらフラッグです。

上昇フラッグではレジスタンスライン、下降フラッグではサポートラインを抜けたら、トレンドが再開したと判断できます。

トレンドラインの引き方については以下の記事をご参考ください。

基本チャートパターン⑤窓

次にご紹介する初心者向けチャートパターンは「窓」です。

窓とは、ローソク足の終値と次のローソク足の始値が乖離し、間に空白が生じている状態を指します。

窓が開いた後は、その空白を埋めるようにチャートが動く「窓埋め」という現象が起こる確率が高いです。

窓埋めが最も多く起こるのは、月曜日の午前中です。

金曜日の為替市場がクローズした後は売買が終了しますので、本来土日の間で為替レートが動くことはほとんどありません。

しかし、土日にオープンしている一部の為替市場で大きな取引が行われたり、土日に重要なニュースなどがあって週明け月曜日の開始時に大きな取引が行われたりすると、金曜の終値からずれた場所でローソク足が始まることがあります。

しかし為替市場は元々の方向へ戻ろうとする性質がありますので、これにより窓埋めという現象が起こります。

東京市場は午前9時に市場がオープンするので、午前9時〜12時頃のドル円は窓埋めを利用したエントリーが有効です。

上のチャート画像では、下方向に窓が開いていますので、ハイエントリーのチャンスです。

初心者おすすめチャート分析法!無料ツールご紹介

ここまで、バイナリーオプション攻略に役立つ主要なチャートパターンをご紹介しました。

これらのパターンと併せてツールを使うことで、勝率はさらに上がります。

いろんなツールがありますが、ぼくのおすすめはサインツールです。

サインツールとは、チャート上にエントリーポイントを明確に示してくれる優れものです。

勝率の高いサインツールであれば単体でも使えますが、サインツールのエントリー根拠にチャートパターンなど自分の知識(裁量)をプラスすることで、勝率は格段に高まります。

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バイナリーオプションのチャートの見方・パターンを初心者向け解説のまとめ

この記事ではバイナリーオプション攻略に役立つチャートパターン について、以下の順番で解説しました。

  • チャートパターンとは?
  • チャートパターンの「反転型」と「継続型」とは?
  • 初心者が押さえておくべきチャートパターン5つ
  • 初心者おすすめ分析法!無料ツール紹介

分析の精度を上げるためには、基本的なチャートパターンを覚えることが必須です。

初心者の方はこの機会にぜひ覚えておきましょう!

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