みなさん、こんにちは！アリです。
この記事ではバイナリーオプションで負けない方法について、初心者向けに分かりやすく解説致します。
為替チャートを予想する以上「絶対に負けない方法」はありませんが、負けないための考え方や対策を知ることで「負けを減らす」ことは可能です。
負けない取引を続けることは、結果として勝つことに繋がります。
悩んでいる初心者の方は、ぜひ参考にしてください。
今回は以下の内容を解説致します。
- バイナリーオプションにおける「負け」の定義
- 負けないために必要な勝率
- 負けてしまう主な原因３つ
- 負けないために決めるべき取引ルール
- 初心者が負けないための対策
- まとめ
バイナリーオプションの「負け」とは？
そもそも、バイナリーオプションの「負け」とはどういう意味なのでしょうか？
これは基本的なことですが、初心者が負けないために必ず理解しておくべき内容ですので、まずはそこから詳しく解説します。
バイナリーオプションの「負け」は、単に取引で予想が外れることだけを指すものではありません。
取引を続けた結果、勝率や利益額が低いままで終わってしまうことを言います。
取引を始めたばかりの初心者は、負けを「１回１回の勝敗」で考えてしまいがちですが、それよりも大事なことは、長期的に見た勝率やトータルの利益です。
- この手法で10回取引したら、何％の勝率があるか？
- この手法で10回取引したら、得られる利益はどのくらいか？
というような考え方をするのが、負けないためのポイントです。
バイナリーオプションで負けないために必要な勝率
では、バイナリーオプションで「負け」とならない勝率はどのくらいなのでしょうか？
バイナリーオプションのペイアウト率はほとんどが２倍以下に設定されていますので、仮に勝率が50%あったとしても、取引を続けるうちにトータルの損益はマイナスになってしまいます。
長期的な取引でマイナスにしないためには、まず「損益分岐点」以上の勝率を目指す必要があります。
負けないためには損益分岐点以上の勝率が必要
バイナリーオプションにおける損益分岐点とは、利益と損失の分かれ目となる勝率の事を言います。
損益分岐点（%） = 100 ÷ ペイアウト率
例えばハイローオーストラリアの5分取引の場合、ペイアウト率が1.85倍なので損益分岐点は54.05%となります。
この場合、54.05%の勝率に達することで初めて「負け」でなくなり、60%、70%と上がっていけば、当然利益も増えていきます。
以下の記事では、バイナリーオプションの勝率や利益額を計算する方法について詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
バイナリーオプションで負けてしまう主な原因３つ
バイナリーオプション初心者が負けないためには、「勝つ方法」よりも「なぜ負けてしまうのか？」を知ることが重要です。
負けの原因を知ることで「負ける可能性が高い取引」を避け、同時に「より勝率の高い取引」をしようとするので、自ずと勝率アップに繋がります。
ここでは、バイナリーオプションの負けを招く主な原因３つを解説します。
負ける原因①メンタルが不安定になる
バイナリーオプションの負けを招く原因１つ目は、メンタルが不安定になることです。
特に初心者の場合、１回１回のトレード結果でメンタルが大きく左右されてしまいます。
- 負けた時、次の取引で損失を取り戻したくなる
- 勝った時、この勢いでもっと稼ぎたくなる
このような感情に支配されてしまうと、冷静な判断がしにくくなりますので、よく考えずにエントリー金額を増やしてしまったり、きちんと分析する前にエントリーしてしまう、といったことが増えてしまいます。
その結果、「気付いた時には勝率や資金が大きく減っていた…」ということが初心者にありがちな負けパターンです。
負ける原因②エントリーポイントを厳選していない
バイナリーオプションの負けを招く原因２つ目は、エントリーポイントを厳選していないことです。
これは先ほどのメンタルがぶれてしまうことの延長線上にも存在します。
勝つためにはチャート分析をして「より勝率の高いポイント」を見極める必要がありますが、分析をきちんとしないままエントリーすると、当然負ける可能性が高まります。
特に初心者の場合、メンタルによって分析の精度が落ちやすく、集中して分析できる時間もベテラントレーダーより短いため、負けが増えやすいです。
バイナリーオプションで１回１回の取引に集中するためには、後の項目で解説する「取引ルール」が非常に重要となります。
「そもそもチャートの見方・読み方が分からない」という方は、以下の記事をご参考ください。
負ける原因③荒れ相場の時にエントリーする
バイナリーオプションの負けを招く原因３つ目は、荒れ相場の時にエントリーすることです。
為替チャートは、政治や経済的ニュースにより予想外の動きをすることがあります。
そのような場面では通常のテクニカル分析が通用しにくく、負ける可能性が高まります。
次の時間帯は高い確率で荒れ相場になりますので、特に注意が必要です。
- 市場オープン直後の30分
- 経済指標の発表前後
- 要人発言があった後
- ゴトー日の仲値決定前後
- ロンドンフィキシング前後
バイナリーオプションに慣れている方であれば、上記の相場で大きな値動きを狙って利益を出す場合もあります。
しかし初心者の場合、取引を控えることも負けないための１つの手です。
なお経済指標には様々な種類があり、指標によって値動きへの影響度が異なります。
以下の記事を参考に、特に重要な経済指標は覚えておくようにしておきましょう。
負けないために必要な取引ルール
ここまで解説したとおり、バイナリーオプションで負けないためには
- 負ける可能性の高い取引を減らす
- 勝てる可能性の高いエントリーポイントを厳選する
ということが重要です。
では具体的に何をすればいいのか？というと、まず決めるべきことはバイナリーオプションの「取引ルール」です。
これは共通のルールではなく、負けないために自分の中で設定するルールです。
取引ルールは、主に以下の２種類に分けられます。
②手法の分析・改善をするためのルール
以下より、それぞれのルール内容について詳しく解説致します。
負けないためのルール①メンタル管理や資金管理のルール
バイナリーオプションで負けないために必要な取引ルール１つ目が、メンタル管理や資金管理をするためのルールです。
主に次のようなルールがあります。
- 1日の取引は○回までにする
- ○回以上負けたら取引を終了する
- 賭け金は１番低い金額（ハイローの場合1000円）にする
- 賭け金は毎回○円で固定する
初心者の場合、取引の結果によりメンタルがぶれやすく、エントリーポイントが適当になることが多いです。
そこで取引回数にルールを設けることで、欲に流されず毎回のトレードに集中することができ、結果として負けないことに繋がります。
また、エントリー金額を１番低い金額で固定することにより、負けた場合も損失を最小限に抑えるだけでなく、メンタル的にも安定して取引出来るというメリットがあります。
負けないためのルール②手法の分析・改善をするためのルール
バイナリーオプションで負けないために必要な取引ルール２つ目が、手法の分析・改善をするためのルールです。
初心者が勝率を上げるためには、自分の勝率を正しく知り、なぜ負けたのか？を考えて改善をしていくことが重要です。
しかし初心者の負けパターンとして多いのが、毎回取引する時間帯や相場状況、通貨ペア、取引時間足がバラバラであるために、「どこから改善すべきかが分からない」というものです。
まずは正しい勝率を知るために、以下の取引ルールを決めておくことをおすすめします。
- 取引する時間帯、時間足、通貨ペア
- 相場状況
（レンジ相場か、トレンド相場か） - エントリー条件
（ラインタッチ、インジケーターの数値、ローソク足の動きなど）
バイナリーオプションで負けないためには、根拠のあるエントリーが大切です。
その根拠を明確にするためにも、上記のような取引ルールを決めておき、改善点を見つけることがポイントです。
バイナリーオプション初心者が取引で負けないための対策
ここでは、バイナリーオプション初心者が取引で負けないための対策について、具体的に解説致します。
負けないための方法①条件に一致するポイントのみでエントリーする
初心者がバイナリーオプションで負けない方法１つ目は、条件に一致するポイントのみでエントリーすることです。
条件とは、先ほど解説した「勝率を上げるための取引ルール」のエントリー条件のことです。
取引する際は、今の相場状況がエントリーに適しているかを冷静に判断し、条件がそろわないときはトレードを控えましょう。
そうすることで負けを減らし、勝率の改善につながります。
負けないための方法②時間帯ごとの相場の特徴を知る
初心者がバイナリーオプションで負けない方法２つ目は、時間帯ごとの相場の特徴を知ることです。
為替市場は、通貨ペアごとに相場が動きやすいタイミング・逆に動きにくいタイミングがあります。
いくら勝率の高い手法を知っていても、使うタイミングを間違えると負けを招くことがあります。
例えばドル円チャートの場合、
- 昼間の時間帯はレンジ相場になりやすい
→逆張りが適している - 20時〜23時頃はトレンドが発生しやすい
→順張りが適している
といった具合です。
時間帯ごとの特徴を知ることで、自分が取引する時間帯はどのような手法が適しているのか？を考えやすくなります。
負けないための方法③ドロー判定やノイズを避ける
初心者がバイナリーオプションで負けない方法３つ目は、ドロー判定やノイズを避けることです。
- ドロー判定とは：
エントリー時間の価格と判定時間の価格が同じになること。
この場合、多くのバイナリーオプション業者で「負け判定」となる。 - ノイズとは：
大口取引により一瞬だけ価格が大きく動くこと。
30秒や１分取引など、短すぎる取引時間では特に影響を受けやすい。
これらは、取引する通貨ペアや時間帯、取引時間足によって起こる確率が変わってきます。
ドロー判定を避けるためには、相場にある程度動きがある場面で取引しましょう。
またノイズによる影響を避けるためには、なるべく長い取引時間（５分以上）を選ぶことがポイントです。
負けないための方法④取引の後に分析をする
初心者がバイナリーオプションで負けない方法４つ目は、取引の後に分析をすることです。
勝った場合でも負けた場合でも、「なぜ勝ったのか？なぜ負けたのか？」が分からない場合は、必ず次の取引をする前に分析をしましょう。
原因を理解して次の取引をするのと、何も考えずに取引するのとでは勝率が大きく変わってきます。
仮に運良く勝てたとしてもその根拠が分からないままだと、状況が変わった時に負け続ける可能性が高くなります。
取引を行う際はチャートの画面を保存しておくこと、後々振り返る時に分析が楽になります。
負けないための方法⑤テクニカル分析にサインツールの根拠を加える
初心者がバイナリーオプションで負けない方法５つ目は、テクニカル分析にサインツールの根拠を加えることです。
自分一人でチャート分析をしてエントリーポイントを判断するのは、時間的にも余裕がなくメンタルがぶれやすくなります。
しかしツールの根拠を加えることで、より勝率の高いポイントだと判断できてエントリーの後押しになりますし、冷静に取引することができます。
当然ながら、サインツールは優秀なものでなければ意味がありません。
あまり開発に手をかけていないサインツールを選んでしまうと、そのツールが示すサイン自体が間違っている可能性が高いからです。
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バイナリーオプションで負けない方法を初心者向けに解説のまとめ
今回は、初心者がバイナリーオプションで負けない方法について以下の順で解説しました。
- バイナリーオプションにおける「負け」の定義
- 負けないために必要な勝率
- 負けてしまう主な原因３つ
- 負けないために決めるべき取引ルール
- 初心者が負けないための対策
- まとめ
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